【発行国】 インド / India

【額面】 1 ルピー / 1 Rupee

【発行年】 1862年

【造幣局】 カルカッタ造幣局 / Calcutta Mint

【発行枚数】 7,122,000枚

【材質】 銀

【品位】 0.917

【量目】 11.66グラム(0.3438 oz ASW)

【直径】 30.78mm

【鑑定機関】 NGC社

【グレード】 MS 64 準最高鑑定

【鑑定番号】 8512296-005
 
【その他】 新しい スラブ

本品は1862年、イギリス領インドのカルカッタ造幣局（Mint Mark “C”）で鋳造された1ルピー銀貨です。
ヴィクトリア女王統治下で発行された最初期の統一通貨であり、
イギリスによる植民地支配と貨幣制度の確立を象徴する重要な一枚です。

NGCによって「MS 64」の高評価を受けており、
未使用〜完全未使用品に相当する優品で準最高鑑定となっています。

【デザインの特徴】
表面：王冠を戴いた若きヴィクトリア女王の左向き肖像が描かれ、
　　　「VICTORIA QUEEN」の銘文が刻まれています。
　　　髪の流れや衣装のレース模様など、極めて精緻に彫刻されており、
　　　英国彫刻技術の高さが際立っています。
裏面：「ONE RUPEE INDIA 1862」の文字が中央に配され、
　　　その周囲をインド風の美しい植物唐草模様が取り囲んでいます。
　　　デザイン全体として、英国の格式とインドの装飾美が融合した芸術性の高い構図となっています。

1862年はイギリスがインドにおいて統一貨幣制度を開始した歴史的な節目の年であり、
カルカッタ造幣局製の「C」マーク付きコインは、その中でも特に収集家からの人気が高い種類です。

今後さらに入手が困難になることが予想される貴重な一枚です。

鑑定の内訳は下記になります。

MS65 ：3枚
MS64：23枚 ←ココです
MS63：142枚
MS62：165枚

 米国の第三者鑑定機関、NGC社にて鑑定済みです。贋作の心配はありません。
https://www.ngccoin.com/certlookup/8512296-005/64/

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